京都競馬場
GⅠレースが数多く行われる、国内の主要4場の競馬場の一つ関西淀の京都競馬場。
天皇賞春・菊花賞など3,000mを越える平地の長距離GⅠ競走が、唯一開催されるのもこの京都競馬場です。
春に開催される唯一の長距離古馬GⅠ天皇賞春、秋の牝馬クラシック最終として新たに創設された秋華賞、牡馬クラシック3冠目を飾る長距離GⅠ菊花賞、秋の古馬牝馬限定GⅠとなったエリザベス女王杯、秋のマイル王決定戦マイルチャンピョンシップと、現在5つのGⅠ競争が開催され、その他にも多数の重賞競争が開催される関西の主要競馬場の一つとなっています。
この京都競馬場の特徴は、なんといっても内外のコースを使用した、距離別のレース種類が豊富であるという点にあります。
ダート1200mを筆頭に芝の3200mまで合計で14種類もの距離別のレースが行われ、それぞれの距離コース毎に特徴と個性を掴んでおく必要があります。
そのため京都競馬場を攻略するためには、まず幅広い種類の各距離コースの特徴と、それによるレース展開の有利不利を覚える事が必須となってくるのです。
現在の関西のレースの全体の傾向として、若手減量騎手の積極起用もあり、実力馬に一流騎手以外の様々な関西騎手が騎乗する事になります。
そのため騎手の実力で人気馬が敗退する事や、軽量を活かした思わぬ人気薄が来る事も多く、波乱の傾向も強くなっているといえるのが、関西競馬界の特徴です。
武豊の衰えと安勝の騎乗数減少により、しばらくはこの傾向が予想されます。
京都競馬場の逃げ馬に注意
右回りの平坦な馬場が特徴の京都競馬場では、3コーナーからゴールまでの下り坂と、内外コースによる直線の長さの違いが大きな特徴です。
コースの違いによるコーナーの角度は変わりませんが、3コーナーから4コーナーまでの内・外回りの仕様の有無がレース毎に異なり、ほとんどのレースでは距離毎にどちらか一方のコースを使用します。
しかし芝の1400mと1600mに関しては両方のコースをレース毎に使い分けて使用するため、注意と事前のチェックが必要になってきます。
この直線の長さだけを比較しても、内回りの直線は約320mと決して直線は長いとは言えません。
逆に外回りを使用した場合約400mと80mほど直線距離が伸びるため、差馬にも展開の利点が生じてくるのです。
またもう一つの特徴である、3コーナー入り口付近からの登り坂は、坂を登り終えた後の急激な下り坂を経て直線に向かうため、馬は4コーナーでスピードに乗って大きくふくれる事になります。
そのため騎手は内回りでは特に坂の頂上までに内を狙う事が重要となり、4コーナーでのふくれによる、距離ロスを防ぐため先行争いが激化します。
そのため枠順を巡って展開の利というのがどうしても生じくるのです。
そのためレース全体の特徴としては、やはり4コーナーを巡って展開の利を得た馬が勝つことが多く先行有利となっていますが、先行争いが激化した場合ペース配分を誤り直線で失速するなど、騎手のペース配分との兼ね合いが重要になります。
また直線の長い外回りコースでは、逃げ馬より差馬の台頭も十分に可能なため注意が必要です。