トライアル競争としてのGⅡ
クラシック路線のトライアル競争として、GⅡ競争は多く行われます。
このトライアル競争の特徴は、上位入線馬にその後の本競争の優先出走権が与えられるという点が大きな特徴です。
この優先出走権というのは、馬の本賞金よりも優先してカウントされるため、最もクラシックに出走させる手段として有効な方法は、このトライアル競争で上位に入る事なのです。
そのため陣営の本気度をチェックする事も、馬券的中の鍵となってきます。
例えばその後のクラシック本番の出走が確定している馬よりも、出走が確定でない馬の方が全力で仕上げてくる事が多く、その後のGⅠ出走が確定的な馬というのは、必ずしも全力で追う必要は無いのですが、本番を想定し有る程度の実力は発揮してきます。
トライアル勝利馬に歴代名馬や実績馬が多いのもこの事を如実に表しているのです。
つまり本番までに賞金の不足している有力馬と、出走がほぼ確定している実績馬との兼ね合いが鍵であり、実際賞金の不足している馬の好走が多いのも、このトライアル競争の特徴と言えますが、この辺りの各馬の陣営の本気具合を想定し、レースの予想を行う事が重要になってくるのです。
また牝馬クラシックでもこのトライアル競争は行われますが、牡馬クラシックと違い本番前に惨敗するケースが非常に多いのも特徴です。
このあたりは牡馬と牝馬で買い方も異なってくるため、同じトライアルGⅡでも注意が必要になってきます。