阪神競馬場
11月 09, 2011
阪神仁川に位置する阪神競馬場。
春の牝馬クラシック第一弾桜花賞、出走馬がファン投票で選出される春のドリームレース宝塚記念、歴史の新しいダートGⅠで国際招待でもあるジャパンカップダート、唯一の2歳牝馬GⅠでもある阪神ジュベナイルフィリーズと4つのGⅠレースが開催され、その他にも多数の重賞競争が開催され、京都競馬場と並び関西の主要競馬場の一つなっています。
従来は魔の桜花賞ペースと呼ばれ、コーナーまでの距離の短さとコーナーのカーブの角度とのバランスによる駆引きや枠順の有利不利から、この距離を得意とする関西ベテラン騎手の活躍が目立っていた阪神1600mコースは、2005年改修工事により調整され外回りコースが新たに創設され、この問題が解消される事となります。
阪神競馬場攻略のポイントはやはりこの新設された外回りの攻略にあります。
現行では芝の1600m・1800m・2400mの距離で使用され、距離ごとのコース使用の種類や特徴を覚える事が大前提となってきます。
内と外の大きな違いは、3~4コーナーのカーブの角度と直線の長さです。
またカーブの角度が厳しい阪神コースでは全体的に4コーナーで外に膨れる形となり、外枠の馬が大きく膨れてロスとなるため、4コーナーで内を突く事ができる騎手の実力にも大きく左右され、また直線には登り坂があるため、京都競馬場よりも切れる末脚が要求されるのが阪神競馬場の特徴です。
阪神競馬場の基本戦略
関西の競馬界の関東との特徴の大きな違いは、騎手のレベルと馬のバランスが比較的フラットで混戦に近く波乱の要素が多いという点です。
若手の積極起用を含め、1流騎手から中堅騎手まで幅広く、勝利チャンスが与えられています。
そしてこの関西騎手達の中でも、京都を得意とする騎手と阪神競馬場を得意とする騎手の2パターンに分かれるという点がさらに特徴となってきます。
これは比較的先行逃げ有利の穏やかな京都競馬場に対し、直線が長くコーナーワークの腕が要求される阪神競馬場の違いを表しており、関西の馬券攻略には競馬場毎の相性というのが要求され、阪神競馬場でもやはりコース毎に得意な騎手達を中心に買うことで、穴から本命まで幅広い馬券戦略が可能になってきます。
阪神で勝つために必要な要素は、コーナーの位置取りとインを開ける多少強引な力を持った騎手です。
先行を得意とする騎手よりも、逃げ差しを得意とする騎手は、阪神コースではどうしても不利となってくるのです。
これは馬にも共通する点であり、同じ関西を主戦とする馬でも、京都競馬場で好走した馬が阪神競馬では惨敗する事は日常茶飯事です、逆に京都競馬場では惨敗続きの馬が阪神競馬場では好走するなど、馬のコースの相性というのが非常に重要になってきます。
阪神競馬場を攻略する際はこの辺りの馬のコース適正と騎手の阪神適正などを中心に予想を行う事が基本戦略となってくるのです。